日本消費者金融救済制度とはなんなのでしょう?
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怪しいので気になっていたが、「日本消費者金融救済制度」ってなんなのだろう?自分は救済される覚えもないし、そもそも借金もそこまでありません。最近になって見ることが増えたので疑心を抱いています。
日本消費者金融救済制度は善良な支払者の救済制度
もともと、日本消費者金融救済制度は消費者金融のイメージが悪かったので存在しているものです。今では、知られていないサラリーマン金融の裏などをネットで調べるとよくわかります。過去では、消費者金融が「貸し過ぎで金利も高い」という状態であったり、サラリーマン金融と言われるようになって知名度が上がってからも、「一向に金利が下がらない」ということで悪く言われていた時代がありました。
年数で言うと20年ほど前から、この日本消費者金融救済制度は知られるようになりました。また、現在では機能していないと思っている人もいますが、今でも陰ながら・・・ではありますが機能しています。また、団体が善良な支払者を狙って救済をするのが制度の目的です。人によっては、件のサラリーマン金融で借りすぎてしまった・・・しかし払っているのだけれど、いつかは生活がローンでパンクするという人もいます。
そのような人たちが、返済の一部を肩代わりしてもらう形で救済される制度なのです。すごく立派な制度だとは思いますが、日本消費者金融救済制度は審査が厳しいのが特徴となっています。もし、誰でも同じ条件であればOKというのであれば、それこそ微妙な借金額の人はこの日本消費者金融救済制度にすがってしまうでしょう。また、本人が定期的に収入を得ているなど、条件についてはカードローンと同じようにもなっているのが特徴です。特に用がないのであれば、そのまま無連絡の状態で放置で問題ないでしょう。
返済できない人へ救いの手!日本消費者金融救済制度とは
すっかり世間に浸透し、そのお手軽さから年々利用者が増えていると言われている消費者金融会社。即日に現金がキャッシングできるということで、ついつい利用頻度も高くなり、他の会社にも手をつけて次々と返済する会社が増え…という悪循環、いわゆる「多重債務」を抱えてしまい返済が追いつかなくなってしまい頭を抱えるという利用者も、ここ数年は少なくはありません。そんな多重債務者…返済する意思があるのに、どうしても返済が追いつかないという人を救剤するための制度があります。それが「日本消費者金融救済制度 」と呼ばれている制度です。
「サラ金」の名称で呼ばれ、暗いイメージしかなかった金融業界ですが、60年代から業界の健全で安全な運営を旗印とした全国規模の組織が結成されました。それが日本消費者金融協会という団体です。それは業界の健全な活性化を目的とされ、加盟した金融会社の運営の研究や社員教育などの活動を積極的に行い、消費者金融という業界の発達、健全な運営及びそれに伴う日本経済の発展を目指して日々活動を行なってきました。
今までの活動方針としては、かつてのサラ金のイメージにつきまとっていた強引な融資及び取り立てを規制及び禁止、消費者金融の利用者の保護、安全を考えての金融会社の悪質な業務の禁止、規制を心がけること、そして多重債務者のカウンセリングなども行なってきました。
そして80年代に日本消費者金融協会に加盟している全国の消費者金融会社が設立した制度が「日本消費者金融協会救済制度」です。多重債務を抱え、返済する意思があるにも関わらず、どうすることもできない利用者、積極的に債務整理を進めている利用者のために無利子、無担保で融資を行い救済するための制度です。基本として500万円の融資を利用者の代わりとして行なってくれます。しかし、その金額は5年ないし10年以内に返済しなければいけないという決まりがあります。 積極的に前向きに債務を解消しようとする人のためには非常に有り難い制度と言えるでしょう。